
クレジット会社と金融機関は10数年前までは相容れない関係でした。今では普通にクレジットカードでのキャッシングは金融機関のATMが使えますが10数年前までは使用できなかったのです。
クレジット会社が利用者の利便性を考慮して働きかけたのがその10数年前です。当時は金融機関の中でも苦境にあった第二地方銀行がその働きかけに応じてATMネットワークを解放しました。
ATMネットワークを開放することで手数料収入を得たい金融機関の思惑があったのです。提携当時は、利用者の借入(金融機関から見れば出金)だけでしたがその後は利用者からの返済(金融機関から見れば入金)もできるようになったのです。クレジット利用者もクレジット会社のATMを使用するのは抵抗があったと思いますが銀行のATMだとさいたる抵抗感もなく返済してもらえるという利点もあったでしょう。
実際には延滞率は劇的に減少したようです。サラ金といわれた暗いイメージのあった消費者金融(ここではクレジット会社といっていますが)も徐々に社会的地位を上げてきました。金融機関にもクレジット会社にもそしてなによりも利用者の利便性のため。こぞって金融機関とクレジット会社のATM提携が進んでいったのです。
いまではほとんどの金融機関でクレジットカードが使用できます。近年では店舗を持たないインターネット銀行がその勢力を拡大した背景にはコンビニの存在も大きいでしょう。コンビニにATMを設置しお互いに利用することで口座加入者を増やしていき、その流れにクレジット会社も乗ったような形になりました。
インターネット銀行を含めた金融機関とクレジット会社は切っても切れない関係で、現在は保証業務提携が進んでいます。